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モアハウス式減量法

  • 作成日:2007-08-11 21:29:34 (中原 雄一) | 更新日:2007-08-11 21:29:34 (中原 雄一)

やせるパターン 1986年、私は新宿にあったスポーツクラブでインストラクターとして働いていました。

そのクラブは全国にチェーン展開をしている大規模スポーツクラブであり、私が所属した施設はそのクラブ初のフランチャイズ店でした。今はもうなくなってしまっているのが残念ですが…。

そのクラブでは全国の施設に共通のベーシック・プログラムを提供していました。私たちの指導はそのプログラムおよび指導マニュアルに従ったものでなければいけませんでしたが、私自身はあまりにも欠点だらけのプログラムだな、と感じていました。

というのは、その種目というのが、12種目。それぞれ10回を3セット。ということは、各種目30回、全種目で360回もおもりを上げ下げしなければいけません。1回の動作に5秒かけたとして、1800秒、30分です。間に1分のインターバルを入れると、36セットもありますから、全部で1時間を超える計算になります。さらに、有酸素運動と呼ばれる室内自転車を20分以上こがなければなりません。会員数が5000人を超える施設で、混み方も尋常ではなかったのですが、本当にこのプログラムを行うためには、最低でも90分が必要でした。それを週3回も行うよう指導します。

さらに、ベーシック・プログラムの3ヶ月が終了すると、次は目的別のプログラムに入ります。減量、シェイプアップを目指すと、上記の種目に3種目ほど加わり、1種目あたりの回数が 15回に増やされます。すると筋力トレーニングだけで1時間。インターバルは別に45セット分必要になり、さらに、減量のために自転車のような有酸素運動は30分以上継続するようにプログラミングされますから、今度は2時間を超えるエクササイズになってしまいます。

スポーツクラブに通うためには、それだけでも時間が必要になるのですが、エクササイズだけで2時間を超えてしまっては話にならないでしょう。運動選手のための筋力トレーニングと照らし合わせてもちょっと長すぎます。分割法をとる場合もありましたが、その場合は、スポーツクラブに通う頻度が「毎日」に近くなってしまいます。


このような事情から、当時のチーフインストラクターに、このプログラムを現実的なものにするよう、提案したことがありました。その後、そのチーフインストラクターは「フランチャイズなので、厳しいとは思うが提案してみる」といってくれ、結局全社的な実現にはなりませんでしたが、テスト的に私たちの施設だけ 6種目に変わりました。その後、全社的に4種目に減らされたのは、少なからず私の意見が生きたのではないかと自負していますが…。(本当のところはどうなんでしょ?)


今だから話せますが、この種目変更に至る間、私は内緒でお客様に私がまとめたオリジナル・プログラムを提供していました。といっても、このコンテンツのタイトルである「モアハウス式減量法」というシンプルな方法がベースです。当時はワープロもパソコンもなかったので、少し前から練習していたペン習字を活かして、手書きで資料を作成しました。それを、減量希望のお客様にこっそり配ったのです。

反則ではありますが、この時期、私には個人的にすごくたくさんのお客さんがつきました。それはプログラムそのものがクラブが提供しているものよりもっと現実に即したものであったし、その分継続しやすくて効果も出せたからです。当時一緒にアルバイトしていた男の子に「中原さんだけ、何でそんなにモテるの?ずるい!」といわれましたが、裏ではそんな努力をしていたわけですよ。


さて、その方法は簡単です。

減量を実現するためには、

「エネルギー摂取量」 < 「エネルギー消費量」

の状態を作って、それを積み重ねればいい、ということについては、ICOをこれまでごらんになっていただいたあなたなら、すでにおわかりですね。

そのエネルギー消費量と摂取量の差によって、減量幅が決まってきます。

通常、シビアな減量では、運動量と食事量を専門家が計算し、それを実現することでエネルギー消費量と摂取量の間に差をつけて、減量できるようにスケジュールします。しかし、栄養計算が必要になると、自分で管理するのは大変なことです。


ですから、Dr.モアハウスが提案していた、

「現在の活動量にすこしだけ運動を増やす」

「現在の食事量からすこしだけ食事を減らす」

という両方を同時に行うことで、エネルギー消費量と摂取量の間に差をつけるのです。

ここでは、運動は自転車通勤・通学を始めればそれでいいわけですから、それについてはこのコーナーでいろいろな情報を追記していきたいと思います。

あとは食事のほうです。今1日に食べている内容をすべて書き出してみます。その中から、いくつか「いらない」食事の内容をピックアップしてみましょう。たとえば、毎日朝と夜に乳脂肪分をたくさん含んだカフェラッテを飲んでいるとか、毎晩アイスクリームを食べているとかいう人は(実は、私のことだったりして)、これらを減らしてみます。カフェラッテは半分、アイスは2日に一回、というように。私の場合は、これだけで、230kcal減らせる計算になります。それに1時間の自転車を加えれば、1日に530kcalものマイナスになり、1週間に500g、1ヶ月に2kgの体脂肪を減らせる計算になります。

いちから栄養計算をするより、減らす側の計算をするほうがこのようにラクです。自分で減量スケジュールを管理する場合は、このDr.モアハウスの方法がわかりやすく、おすすめします。そのためには、携帯できる料理やおやつのカロリーブックがあると便利ですね。また、買う前、食べる前にカロリー表記を見る習慣を身につけましょう。

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