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栄養素の吸収時間

  • 作成日:2007-07-04 23:00:49 (中原 雄一) | 更新日:2007-07-04 23:00:49 (中原 雄一)

コンテンツ提供:栄養士 石川 眞弓

食事後の胃内滞留時間は脂肪と蛋白質が長く30分から1時間程度です。

結局そこから小腸で吸収されて代謝される時間が問題な訳ですが、蛋白質は胃でほとんどが同じ長さの物質(ペプチドというアミノ酸数個の分子)に分解されるため吸収速度はほとんど一定しています。

脂質も小腸に行く前にで十二指腸で胆汁等ででほぼ一定の変化を受けるのでこれも吸収速度が一定しています。

ただ炭水化物だけは単純炭水化物(砂糖、ブドウ糖、果糖)と複合炭水化物(でんぷん、ご飯、麺類)では小腸での吸収速度がかなり異なってきます。

全ての栄養素は4〜9時間に大腸に達して24〜72時間後に排泄されます。

栄養素は小腸の毛細血管から吸収され門脈という肝臓につながる血管を経てまず肝臓に運ばれ最終代謝を受けて静脈を通って各組織へと運ばれエネルギーや体の成分になりますが、これは単なる通過なので短時間で行われる物です。

ですから小腸から大腸に達するまでの時間というのがネックになります。

そこで逆算すると、脂肪と蛋白質は約1〜4時間、炭水化物は単純炭水化物はちょっと例外で30分から1時間、その他は種類によって違いますが大部分が小腸で分解されるので約3〜9時間ですね。

静脈を経た後余った栄養素はまた静脈を循環して合成への道をたどりますが、蛋白質に限っては有害な窒素だけが戻りそこで解毒され排泄されます。

炭水化物・脂肪は余分な分は脂肪合成の道をたどり蛋白質の摂りすぎは肝臓に負担をかける結果と成るわけです。


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