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1998-10

新しいOAK

9月にOASYSとOAKがVer.6にバージョンアップしたので、早速購入してインストールしました。

今までにも何度か述べてきましたが、OAKは何かとトラブルが多いIMEです。しかし、いろいろと試してみてタッチタイプを行う上で最も入力効率のよいIMEなのでどうしても離れることができないのです。そのような訳で今回も、「少しでもバージョンの新しいものを」とすぐに飛びついたわけです。

OAK-V5のときに発生したトラブルで、Config.sysに登録された親指シフトキーボードをコントロールするOyayubi.sysが原因になったものがありました。V6では解決されているのかどうか試したくなって、今回は今まで外していたoyayubi.sysをconfig.sysに登録して使ってみることにしました。

V6では前回発生したようなフリーズは見られないことがわかりました。そこでしばらくはこのまま使い続けていこうと思ったのですが……。

oyayubi.sysはどうもIE4.01と相性が悪いようです。フリーズはなかったのですが、IE4.01が突然終了してしまうのです。これが何度も再現したため、oyayubi.sysを改めてconfig.sysから排除しました。すると、今までより安定して動くようになりました。 config.sysはやはりだめのようですが、親指シフトキーボード自体がFMV以外の機種では動作保証されていないので、仕方がないのかもしれません。

config.sysだけの問題ではなく、もともとOAK自体がIEと相性が悪いのは明らかでした。OAK4.1の時には、NT4.0で IE4.01を使うと、使ううちに画面の描画が遅くなっていって困りました。文字の入力において、一つの文字を入力するのに数秒かかるというとんでもない状態まで発生していたのです。

OAK-V5になると、さすがにそのようなことはなくなりましたが、それでもIE4.01を使用していると「メモリが足りません」というメッセージを頻発します。再起動すると元に戻るのですが、使い続けると同じ状況が再現されました。Windows98ではその点ではあまり問題なく使えましたが、起動後最初の文字の入力が極端に遅く感じられました。

もちろん、他のIME、例えばATOK11では上記のような現象は全く起こりません。

IE4.01が不意に終了することはたまにありますが、OAK-V6になり、いくらか安定性が増したような気がします。起動後最初の入力も他IME と変わりません。そのものの動作も、他IMEより軽いです。まだ使用していませんが、他のIME並に再変換機能も装備しています。

辞書やAI変換については、ATOK11と変わらないように思えます。しかし、今度のATOK12は前後の文脈を解析するときに、指示詞まで解釈して変換するようですね。少し興味があります。OAKにもV5の時代から話題変換という文脈解析に近い機能がありますが、さすがに指示詞までは解釈してくれないようですね。次のバージョンアップに期待します。

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ICOの制作環境

メイン マシン(自作)

* MPU … AMD K6-2 300MHz
* Mother Boad … P5A(ASUSTek)
* RAM … SDRAM 128MB
* HDD … E-IDE 2.1GB(Western Digital)×1、SCSI 2.1GB(Quantam)
* TA … MN128 V21(64kbpsで利用。NTT-TE東京)
* Scanner … NSF1230P(NEOS)
* Video … RIVA128ZX 8MB
* キーボード … KB-211(富士通・親指シフトキーボード)
* 使用OS … Windows98
* Application … Microsoft FrontPage98、Microsoft Internet Explorer V4.01, Netscape Navigator V4.05。
* その他 … マザーボードをP5Aにする前に、IwillのXA100を使ってみました。しかし、とても不安定で、変なエラーばかり。毎回電源を落として立ち上げるたびに「前回正常にWindowsが終了しませんでした」というメッセージとともにScandiskがかかるし、Windows98のユーティリティで確認すると「深刻なエラーが発生しました」といわれるし。いろいろな設定を試しましたがどうしてもだめで、XA100を初期不良として返品し、P5Aに変更してもらったのです。P5Aは何のトラブルもなく安定しています。以前のSocket8マザーのときもそうでしたが、私はどうもIwillのマザーに嫌われているようです。 

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深刻なエラー

IwillマザーボードXA100に起こったエラーについて、ご興味のある方のために簡単にまとめてみます。

まず、新構成にしたあと、従来のWindows98で立ち上げてみると、CD-ROMを認識しなくなってしまいました(これはP5Aでも起こりました)。CD-ROMを認識してくれないと、起動時に新たに検出された各種ドライバをWindows98CD-ROMから読み込むことができなくなるため、必要な機能が使えなくなってしまいます。

そこで、Windows98を上書き再インストールすることにしました。しかし、再インストールの段階でもおかしなメッセージが出ます。インストール時に何度か発生する再起動のたびMS-DOSの、文字化けした訳のわからないメッセージが出てくるのです。「何とか.vxd(正確な名前は忘れました)」というのだけは読み取れました(これもP5Aでも発生しました。そういえばこの文字化けメッセージは、以前の会社でWindows95OSR2を再インストールしたときにも見たことがあります)。

ちょっと不安なので、面倒ですが必要なバックアップをとったあと、起動ドライブを初期化して、もう一度インストールを行うことにしてみました。

すると、今度は変なエラーが発生することもなく、すんなりインストールできました。各種ソフトウエアを組み込み、試してみると、以前の構成よりとても動作が速く感じるのでとても喜んで使っていました。

しかし、そのうち、おかしなことに気がつきました。電源を落として次に立ち上げるとき、毎回「前回Windowsが正常終了しませんでした」というエラーメッセージが出て、スキャンディスクがかかってしまうのです。各種トラブルでハードウエアorソフトウエアリセットをかけたあとにこのメッセージが立ち上がることは知っていましたが、普通に終了しているにもかかわらず、毎回出てくるのです。

ここで私はWindows98のユーティリティを使うことにしました。「スタート」-「プログラム」-「アクセサリ」-「システム情報」を立ち上げ、「ツール」-「自動スキップドライバ」を実行してみたところ、今までに見たこともないメッセージが。Windowsが応答しない原因となったタスクとして表記されていました。

1. □Calling a PNP BIOS => Get Extended System Configuration Data(ESCD) Info.
2. □Calling a PNP BIOS => Read Extended System Configuration Data(ESCD)
3. □Calling a PNP BIOS => Get Statically Allocated Resourse Information

上記の各項目を詳しく見てみるとさらに以下の情報が出ています。

1. Calling a PNP BIOS関数中に深刻なエラーが発生しました。
1. この問題の原因となったファンクション
* Get Extended System Configuration Data(ESCD) Info.
2. この問題の参照
* 41 00 00 00 A8 01 00 00 B8 01 00 00 C0 01 E8 00
3. 問題を解決するには、コンピュータの製造元に連絡してください。
2. Calling a PNP BIOS関数中に深刻なエラーが発生しました。
1. この問題の原因となったファンクション
* Read Extended System Configuration Data(ESCD)
2. この問題の参照
* 42 00 00 00 B8 01 A8 01 E8 00 00 00
3. 問題を解決するには、コンピュータの製造元に連絡してください。
3. Calling a PNP BIOS関数中に深刻なエラーが発生しました。
1. この問題の原因となったファンクション
* Get Statically Allocated Resourse Information
2. この問題の参照
* 0A 00 00 00 48 01 E8 00
3. 問題を解決するには、コンピュータの製造元に連絡してください

そこで、仕方なくもう一度HDDを初期化して再インストールを図り、ソフトウエアやキーボードが問題を起こしていないかなどを確認しながら設定していくことにしました。私は親指シフトキーボードを保証外での使用(FMV以外での使用)をしているため、現在までもIMEのOAKシリーズおよびOyayubi.sysには何度も泣かされてきたからです。しかしこれらは今回関係していないようでした。

チップセット、AGPの各ドライバを最新のものに変えましたが、それでも改善されません。

また、今回のメッセージではどうもPNP BIOSに問題がありそうですから、BIOSの設定もいろいろと行ってみました。しかし、これも問題を解決するものではありませんでした。

IwillのWWWページを訪ねて、古いBIOSをダウンロードし利用してみたり、また元の最新BIOSに戻してみたりもしましたが、どうしても上記の問題は解決できなかったのです。

様々な試行錯誤から理解できたのは、電源を入れて立ち上げたあと、上記のユーティリティを開いて各種エラーのチェックボックスにチェックを入れた後再起動すると、そのあとは電源を落とすまで安定して動く、ということでした。しかし、毎回同じ作業を行えるほど私は気が長くありません。

私はマザーボードに原因があるとみて、面倒ですがもう一度分解し、購入店で交換してもらうことを決意しました。購入店のコンピュータクリニックにマザーボードを持ち込み、相談してみると、「今まで見たことのないエラーの種類」ということで、チェックなしに即交換に応じていただくことができました。

しかし、私は差額が発生してもいいから、別のマザーボードを購入する気になっていました。というのは、以前Pentium ProをIwillのマザーボードP6ANで使用していたときにも様々なトラブルを経験していたからです。そのマザーボードはスロットごとの安定性のばらつきやノンブランドのRAMではまともに動かない、という問題がありました(もちろん、それは私の環境においての話であり、Iwillを責めているわけではありません)。

そこで、購入店の店員さんに相談したところ、ASUSTekのP5Aを紹介していただきました。店員さんによると「速度を重視するか、安定性を重視するかでマザー選びも変わってくる」ということでしたが、私は当然後者を選択しました。そして、差額を払ってそちらを購入することになりました。この店員さんがとても親切な方で、考えられる原因やマザーボードの特性などをいろいろと教えてくださいました。彼のアドバイスは本当に役に立ちました。

かくして、私はマザーボードをP5Aに交換しました。やはりそのままではWindows98でCD-ROMが認識できなくなり、新しいドライバもインストールできないため、Windows98の上書き再インストールを行いました。上記の通り、この方法ではエラーが出るため、起動ドライブの初期化と再インストールを行わなければなりませんでした。

とても手間がかかって大変でしたが、P5Aの環境はとても安定しています。XA100でさんざん悩んだエラーが嘘みたいです。

今回のトラブルで期せずして短期間に2つのマザーボードを試す機会にめぐり合ったことになりますが、XA100の名誉のために付け加えておきますと、販売店には今のところ私と同じようなトラブルの報告はないそうです。おそらく初期不良にすぎないのでしょう。

また、私の環境で使ってみた感じでは、P5Aのほうが起動が速いのですが、Windows98の画面の描画においては、XA100のほうが速く感じました。 

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