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1999-02

Yさん。安らかに。

2月の初めに、その知らせは突然飛び込んできました。

Yさん。彼は私が1998年まで仕事をしていたフィットネス クラブの初期の会員でした(1991年6月-1992年8月在籍)。そのYさんが、長い闘病生活の末、亡くなられたというのです。ショックでした。

Yさんは、とても個性の強い、目立つ方でした。そのため、一部のスタッフと衝突したりすることがよくありました。しかし、私自身については、最初からいろいろと立てていただいて、大事にしていただいていました。年齢が近かったこともあったかもしれませんが、私の企画したイベントなどにも何度かご協力いただいて、とても思い出があります。

退会時には彼の希望で、他クラブへの紹介状も書かせていただきました。このようなことを依頼されたのは後にも先にもYさん一人で、とても思い出に残っています。今、久しぶりにそのとき作成した紹介状のファイルを開いてみましたが、とても懐かしい…。Yさん、本当に頑張ってトレーニングをされていたのですね。

Yさんが退会された後、お会いする機会はなかったのですが、1年程前に別の会員の方から、「Yさんが難病にかかっている。」というお話をうかがいました。その時のお話では、「世界的にも症例が少なく、治療法が確立していない。しかし、死に至るような病気ではない」と聞かされたので、少し安心もしていました。

その後、私の退職が決まり、生活環境の変化などでお見舞いに行く機会のないまま今年になってしまったのですが、その矢先の訃報でした。もう二度とお会いできません。本当に残念です。

ただ、私に彼の様子を教えてくれた会員さんが、「Yさんはやさしくなったよ。以前のように人と衝突することもなくなり、改めて思いやりのある人だと思ったよ」というお話をされていたことを思い出し、私はとても救われました。もともと筋の通った人でしたが、芯にやさしさを持った人でした。

奥様も最後まで、献身的に看護をされたと聞きました。実は奥様も、私が勤務していたフィットネスクラブで経理を担当されていたことがあり、そのころにYさんのお話もよくうかがっていました。Yさんは奥様と同じ会社でスイミングのインストラクターを行われていた経験があるそうで、当時あまりその気のなかった奥様を、自分のペースに巻き込んで、いつしか結婚ということになったということでした。一本気なYさんらしいエピソードです。

一生懸命、人生を駆け抜けてこられたYさん。本当におつかれさまでした。これからはゆっくりと休んでください。そしてまたいつの日か、お会いすることができると信じています。 

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新兵器登場 KB-611

前回のお話の続きです。

Rboard Pro for PCを購入することになったのは、現在の仕事先でPCを使う機会が多くなり、以前使っていたKB-211というタイプのキーボードを会社で使わなければならなくなったからです。ICOの作業効率を維持するため、自宅用に、KB-211に代わるキーボードがどうしても必要になったのでした。

しかし、1週間しか経たないうちに、もう一台の親指シフトキーボードを購入することになろうとは…。1994年末より4年あまり使い続け、職場に移動したばかりのKB-211の調子がおかしくなってしまったからです。

PCを起動するたびにキーボードエラーを起こすようになり、エディタを使っていると、知らないうちにものすごいスピードで勝手に空白行が増えていく、というとんでもない状況でした。これでは仕事になりません。

そこであわてて、新たに親指シフトキーボードを購入しなければならなくなりました。しかし、約5万円の高価なRboard Pro for PCをもう一台購入する余裕はとてもありません。そこで、前回もご紹介した、富士通純正の新しいタイプのキーボードである、KB-611というタイプのキーボードを購入することを決めました。

最初は手軽に新宿で購入するつもりでしたが、どの専門店にも量販店にも在庫がなく、結局秋葉原へ出かけざるを得ませんでした。新宿もパソコン関係の販売店が充実してきたとはいえ、このような特殊な用途のものはやはり秋葉原までいかないと揃えることができないようです。

さすがに秋葉原にはいくつかのショップでKB-611が販売されていました。富士通ショールームは定価販売でしたのでパスして、現物が展示してあった、ある富士通専門店でKB-611をGET! 2万円弱で、Rboard Pro for PCの半額以下です。

私が4年間使っていたものと同型のKB-211もまだ販売されていました。しかし、KB-611のほうはRboard Pro for PCに極めて近いキー配列を持っているので、おそらく両者を違和感なく使い分けることができそうです。その上1万円程度安価だし。もう、KB-211を選択する理由はありませんでした。

さて、そのKB-611ですが、勤務先のPCにつないでみたら、その使用感の快適なこと! キータッチの軽さはRboard Pro for PCに譲りますが、KB-611のほうが安定しています。Rboard Pro for PCは思ったよりもかなモードのずれがあり、何かのきっかけですぐにJIS配列になってしまうのですが、KB-611はほとんどそのようなこともなく、安定して使えます。

KB-211+サニコン製ドライバ、という組み合わせも非常に安定していたのですが、KB-611はそれ以上かもしれません。その点、Rboard Pro for PCはかなり見劣りしてしまいますね。

さらに、Rboard Pro for PCでBSを使ってみると、KB-211や611 と比較して、はるかに動作が遅いことが分かりました。キーボードを使うようなタイプの3Dゲームなどを使うと動きが明らかに違う! シマッタ! (2000年7月26日追記:動作が遅いのは、キーボードに内蔵されたフラッシュROMという記憶装置にパターンを転送した直後だけのよう。マシンを再起動すると直ります)。

こんなことならば、5万円も出さずに、最初からKB-611にしておけばよかった、と少し後悔…。前回の新兵器伝説は、わずか1週間で崩壊してしまったのでした!

ただ、Rboard Pro for PCの名誉のために付け加えておくと、「そのキータッチのすばらしさ」。これは筆舌を尽くしがたいものですね。KB-211も通常の106キーボードなどからするとかなりキータッチは軽いほうだったのですが、それよりも15g程度も軽いそうです。また、KB-611よりも10g近く軽いという話もあります。

このようなことから、日本語入力そのものについては、非常に高速に入力することができますよ。

ところで、この話、最後にオチがついてしまいました。壊れたはずのKB-211。かわいそうに思って最後のつもりで、キートップを全部外し、埃を取り除いて新品のようにきれいにしてあげたのです。すると、私を2日間に渡って悩ませた、あのエラーがなくなっているではないですか! どうしよう。今、私は3タイプの親指シフトキーボードのオーナー(親指マニア?)になってしまいました。

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新兵器登場 Rboard Pro for PC

ここまでにもいろいろな機会で紹介してきましたが(というよりほとんどそのコーナーになりかけてしまっていますが)、「親指シフトキーボード」はICOを制作する上で欠かせない存在となってしまっています。

前回の環境でご紹介した、親指シフトキーボードは富士通製のKB-211というタイプでした。このキーボードは大量のドキュメントを用意するためには欠かすことのできない存在でしたが、またある面ではWindows98やNT4.0への障害を起こすやっかい者でもあったのです。

以前報告したこともあるように、KB-211を動かすために必要なファイルであるoyayubi.sysがconfig.sysに登録されていると、本当にいろいろなトラブルがありました。

このため、今年のはじめに様々なトラブルを経験したあと、サードパーティが用意したKB-211用のドライバ(株式会社サニコン提供)を利用することにしました。これが結構優れていて、かなり安定している上、ほかの文字が入力されてしまうようなこともほとんどありませんでした。このドライバを使うと、OAK以外のIMEも快適に使えるのです。

しかし、昨年夏ごろ、インターネット上で、「キー配列をカスタマイズできるRboard Pro for PC」というサードパーティ製(リュウド株式会社)の存在を知りました。定価が5万円弱と、非常に高価ではあるのですが、とても魅力的な商品です。

しかもキースイッチに富士通の業務用オアシスの純正品を用いているとのこと。以前私も業務用オアシスのすばらしいキーボードに触れたことがありますが、あの感触は今でも忘れられません。非常に欲しくなってしまいました。

そこでついに、本日このキーボードを購入し、接続することになりました。そしてこの文書を今、その新しいキーボードで入力しています。その第一印象は、「キーが軽い!」。まるで柔らかいバターに指が食い込むようです。キートップは残念ながらビジネスオアシスのものではありませんので、過去に体験したような感動を得るほどではありませんでした。

また、キー配列のカスタマイズも自分の思い通りにいくものではなく、少々残念な気がしました。

もう一つ検討していたのは、富士通製の新しい親指シフトキーボードKB-611だったのですが、そちらは1万円台の後半で購入できるようです。結局こちらが見当たらなかったので、Rboardの購入と相成ったのですが、果たして5万円もはたいて購入するほどの価値があったのかどうか、今は少し複雑な気分です。ただ、キースイッチの性能もあるのでしょうが、確かに打ち心地は抜群。

安定性についても、「KB-211+サニコン製ドライバ」に比較すると少し劣るように感じられますが(残念ながら時々刻印と異なる文字が入力されるケースがありますね)、しばらくはこいつで頑張ってみようと思います。本当は「もっとほめる→自慢する」コーナーにしたかったのですが…。高価な分ちょっと辛口に。

(2000年7月26日追記)上記の刻印と異なる文字が入力されるケースは、どうもMicrosoft社のIEやOutlook、Officeなどの製品を使うときに頻繁に起こるらしいことがわかりました。他のアプリケーションではあまり問題がないような気がする。

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